他職種との連携について症例検討しました

こんにちは。西宮市の上ヶ原病院リハビリテーション科からお知らせです。

 

定例の勉強会を行いました。今回は2週に渡る症例検討会で、ある療法士が関わらせていただいた患者様との経過の中で難しいと感じた部分を皆と共有し検討しました。

 

今回の主題は「他職種との連携」でした。

 

当院はリハビリテーションを専門とする病院ではありません。ですので、患者様やご家族様がリハビリをご希望されていなくても、主治医の判断で退院するにはリハビリが必要な場合はリハビリ処方が出されます。

 

そういう場合に患者様もご家族様も「リハビリしてくれるのはいいけど、それってどういうものなの?」という感覚に陥るのではないでしょうか?そうした場合に療法士はどう最初のお話をすればよいのか?について第1週では話をしました。

 

第2週では他の職種との情報交換をスムーズにするための具体的な話をしました。目的は患者様がより良くなりスムーズに退院していただくことなのですが、リハビリの療法士が患者様を見る視点が必ずしも他の職種と同じとは限りません。そうした場合にちょっとした認識のずれが後で問題になることがあります。

 

患者様にご迷惑をかけずにどう他職種と連携していくかは不変のテーマで、グループワークでもかなり盛り上がりました。

 

このような検討会を通して、患者様の身体的なリハビリの技術の向上だけではなく、いかにスムーズに進めていくかということも皆で議論し考えを共有しています。

 

※上リハネットでは写真も公開しております。